毎年、大寒の日に行う「古糊」の水替。
古糊というのは、掛軸や巻子に仕立てる時にだけ
使う糊のこと。
大寒の日に炊いた小麦でんぷん糊を大きな甕に
いれて、5年~10年床下などに寝かせて置いた後
使用します。
10年間放置というわけではなく、毎年大寒の日に
水替えします。
保管中に表面にカビが発生するため、それを除去して
きれいな水と交換します。
今年も立派な?カビが発生していました。
昨年のカビの様子は1年前の記事を見てください
一年で一番寒い日の恒例作業のはずですが、
来週の方が寒いという予報が…。
でも、大寒の日に行うことが伝統ということで。
無事に今年も水替えできました。