2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日、久しぶりに散歩をしました。 最近は必要な時以外は出歩くことも減り 目的のないお散歩は本当に久しぶりでした。 東京は桜が満開というニュースがあった昨日。 家の近所でもほぼ満開という状態でした。 桜のアーチ。 上の写真の桜のアーチを逆側から撮…
蓑おさえ(蓑縛り)の次は、「袋張り」です。 袋張りは、うけ張りとも言います。 私はずっと袋張りと呼んでいるので、うけ張りという 呼び方にはなじみがないです…。 表具の事典には「うけ張り」で出ています。 袋張りは、上張り(一番上の層)の引っ張る力…
少しずつ進めている仮張り板つくり。 今日は、4層目。 3層目で、周辺にだけ糊を塗った紙を 重ねながらクッションになる層を作りました。 4層目は、それをならして平らにします。 できるだけ凹凸を少なくします。 今回は紙全体に糊を塗り、しっかり貼って…
昨日、久しぶりに美術館に行きました。 東京都美術館で開催中の 「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」 と 東京国立博物館で開催中の 「ポンペイ展」 17世紀オランダ絵画展は、純粋に絵画を観たいというより 展覧会オリジナ…
この時期になると必ずやらなければいけないこと。 来年度の講義で使用する教材探し。 修復実技の授業で使うので、ほどよく損傷がある作品を 探す必要があります。 授業を行うようになってからの春休みのお仕事です。 そして見つけた版画がこちら。 主な損傷…
かなり時間が経ってしまいましたが、 今回は「仮張り板の作成~みのがけ~」 3層目の下貼りです。 1層目 骨縛り 2層目 胴張り に続いて3層目。 これまでとは紙の貼り方が全く異なります。 楮の紙を使うのは同じですが、この楮紙を 帯状に切ります。 その…
最近、ちょっと疲れていたので 癒しが欲しいと思って、ついつい購入して しまいました。 指サックです。 かわいい。
今日は、骨の組み立てを行いました。 仮張り板を作る工程を途中まで説明しましたが 屏風はそれとほぼ同じです。 胴貼りまで説明したので、今回の組み立てで 続きの工程を説明していこうと思います。 と言っても、毎日ではないので作業をしたときに 少しづつ…
最近、ある産地の和紙について学ぶ機会があったので、 これを機会に、今まで集めていた和紙の整理をしてみました。 修復の勉強を始めたころから少しずつ集めてきた 和紙。 様々な産地、異なる原料、手漉き、機械漉きなど 違いはいろいろ。 データをとってい…