Diario di Carta-Studio 小さな工房の日記

日々の出来事、作品作り、美術品修復に関することなどを綴ります

3月の読書記録

3月最終日。

今月の読書記録。

と言っても、小説とマンガ以外で読み終えたもの

1冊。

『書物の歴史』 

ずいぶん前から読み始めては、とまり

再開しては、とまる。

ということを繰り返していた1冊でしたが、

今月ようやく読み終わりました。

書物の歴史は、紙の歴史、文字の歴史、印刷の歴史と

切り離すことはでいないことを改めて理解しました。

基本的なことを忘れないように、知ってると思っていることでも

たまには読み直すことも必要ですね。

 

長らく積読状態の本はまだまだあるのですが、

ようやく読み始めた1冊が、これ。

ヴェネツィアの出版人』

 

ルネサンス期の出版人であるアルド・マヌツィオについて

書かれた本。

Giorgio Fioravanti, Grafica & Stampaより

 

本のタイトルページにこのマークを見たことがある人も

いるかもしれませんが、

これがアルド・マヌツィオの出版社のマークです。

 

本の出版にかかわるようになった理由やその時代背景など

専門書よりも読みやすいかなあ、と期待しながら読んでます。