Diario di Carta-Studio 小さな工房の日記

日々の出来事、作品作り、美術品修復に関することなどを綴ります

心の整理と反省と今日のお仕事

2回目の「本を綴じて、花ぎれを編む」がなんと100回目の更新だったことに

いまさら気がつきました。

のんびり更新をしているので、100回も書いていたのかと正直驚いています。

仕事のことを中心に、日々のあれこれを綴っているのですが、

何もない日々に、書くことないなあと更新が滞ることが多いというのが真実。

 

とはいえ、普段家族以外と話すことが少ない私は、何か話をしたいと思って

いるようで、独り言に近いブログでも誰かが読んでくれていると思うだけで

続けています。

どうせなら何か楽しいこと、面白いこと、珍しいことを書きたいわけですが、

文章力のなさに面白いと思ったことを面白いと書けない、という残念なこと

になっています。

伝えたいことを伝えられないというのは、社会人としても頑張りが必要なこ

とのような気がしています。プレゼン下手ということですね。

 

ここ数日、気分が滅入っていたと前回のブログに書いたのですが、

落ち込んだ理由を考え、頭の中で整理し、答えを出したわけですが、

ややイライラを人前で出した後に気がついたのは、反省しかないですが…。

こういう気持ちをノートに書いて捨てる、とか書いて整理するとか、心の

整理の方法はいろいろあると思うのですが、私は考えるだけ考えて心に

すっと入ってきた時に、あ~これだったか、とスッキリして来た気がします。

気がします、というのはあまり自分で分かっていないので、振り返るとそんな

感じだった気がする、というだけなんですけどね。

 

スッキリすると今までのことが嘘のように元気になりまして、

数年停滞していた体重変化が実はこの1か月ほどで減少を始めていたことに

気がついたり、長らく漫画とライトノベル以外は読んでいなかったのですが、

久しぶりに読んだ『沈黙のパレード』を一気読みし、小説を読みたい気持ちが

盛り上がっていたり。ガリレオシリーズは沁みますね。

そして、途中になっていたいくつかのことをやる気になりました。

実は少しずつ回復していたのかもしれないし、考え抜いた結果心の底から

スッキリしたのかもしれません。

 

人によって心の回復の仕方は異なると思うのですが、自分に合った方法が

見つかると、疲れても、悩んでも何とかなるって思える日がくるのかなと

思います。

 

さて、今日のお仕事は、版画の染み抜き。

完全除去は難しいけど薄くなっているかな。

処置前。

処置中。

全体がやや明るくなり、染みが薄くなっています。

もう少し続けます。