最近、ある産地の和紙について学ぶ機会があったので、
これを機会に、今まで集めていた和紙の整理をしてみました。
修復の勉強を始めたころから少しずつ集めてきた
和紙。
様々な産地、異なる原料、手漉き、機械漉きなど
違いはいろいろ。
データをとっていたものもあれば、和紙の名前だけ
書いていたものもあり、なんだこれ?というものも
出てきてしまいました。
同じ環境に保管していたのに、フォクシング
(褐色斑点)がでてきたものもありました。
写真の撮り方が悪くて、薄く見えますが
けっこうな濃さで出ています。
カビが原因だとか、鉄イオンが原因だとか
言われているのですが、湿度の高いところに
保管しておくと発生しやすいものです。
でも、同じ環境においておいたんだよなあ、と
フォクシングの発生した和紙と発生してない和紙を
比べている所です。
修復処置に使える和紙をいつも探しています。
これからもまだまだ集めます!