Diario di Carta-Studio 小さな工房の日記

日々の出来事、作品作り、美術品修復に関することなどを綴ります

府中市美術館「ほとけの国の美術」展を見に行きました

先日、府中市美術館で開催中の「ほとけの国の美術」展を

見に行きました。

春の江戸絵画まつり ほとけの国の美術 東京都府中市ホームページ (city.fuchu.tokyo.jp)

 

この作品が観たい、というような感じではなく

なんとなく出かけたのですが、

とても勉強になりました。

修復を終えた二尊院の「二十五菩薩来迎図」が展示されていたのです。

美術展の映像も流れていたのですが、修復作業の映像もあり

うんうん、とうなづきながら見ていました。

同じことをしていても他の方の作業を見ると学ぶことが多いので、

映像であってもしっかり見させていただきました。

修復報告も購入し、今後の自分のためにもしっかり読みます。

 

 

展示の最後に長澤芦雪の「子犬図屏風」が展示されているのですが、

芦雪の子犬の絵がかわいくて好きなので、最後にほっこりして展示を

見終えることができました。

 

仏教絵画というと仏画、禅画ばかりだと思っていたので動物や昆虫が

描かれた作品もあり、仏教の教えの奥深さをあらためて感じました。

 

4月9日から後期の展示が始まり、作品の展示替えもあることから

2回目も見に行こうと思っています。

2回目は半額になる観覧券なので、なくさないように手帳に

挟みました。

見ごたえのある展示なので、お時間のある方はぜひ。