Diario di Carta-Studio 小さな工房の日記

日々の出来事、作品作り、美術品修復に関することなどを綴ります

一週間の始まりは日曜日?それとも月曜日?

新しい手帳を準備する時期になりました。

毎年、自分のお仕事用にイタリア語で月と曜日を書いた

スケジュール帳を作っています。

毎年何も疑問に思わず作成していたのですが、急に気になって

しまったんです。

日曜始まり?

それとも

月曜始まり?

どちらが正解なのか。

 

どちらでもいいと思うし、実際にどちらの手帳もカレンダーも

あるので、どちらも正解なのでしょうけど。

そこで、調べてみたら続々と出てくるこの疑問。

そして、当然答えもありました。

 

キリスト教新約聖書によるとキリストは十字架で処刑された3日後に

復活されたと記されています(ルカ伝)

その復活した日が日曜日だったため、その日を安息日として

仕事を休む日としました。

キリスト教では一週間は日曜日から、と考えられているようです。

 

こうした考えが明治時代の日本にも伝わり、カレンダーなどは

日曜費を始まりにしているものが多いようです。

労働基準法でも、就業規則などで決まりがない限りは「一週間は

日曜日から始まって土曜日まで」という解釈だそうです。

 

一方で月曜始まりは、主にヨーロッパで使用されていますが、

こちらは国際基準(ISO)に合わせた表記です。

ヨーロッパもキリスト教の影響を受けていると思うのですが、

ISOの基準に従って「生活や実務上では、週の始まりを月曜日とする」

ということらしいです。

 

さて、結局どちらでも間違いはないのですが、実際自分が使いやすいと

思っているのは、月曜始まりです。

フリーランスで仕事をしていると曜日感覚は薄れていくのですが、

なんとなく土日には出張仕事は入れないようにしていたり、

学会などに参加する場合、土日開催であったり、

土曜日日曜日がつながっていた方がスケジュールを書き込みやすい

という感じです。

 

スケジュール帳のベースになっているデータが日曜始まりだったので

なんとなく日曜始まりのスケジュール帳を作っていたのですが、

今年は、両方作ってみました。

自分用は、月曜始まりで、

ミンネで販売する予定ですが、こちらはどちらかを選べるように

しようと思います。

使いやすさは人それぞれ違いますから。

こちらはお試し印刷なので、紙の色が異なります。

実際は白い紙を使用する予定です。

 

年間カレンダーも日曜始まりと月曜始まりの2種類作りました。

 

今回新しく作成したページは、こちら

年間スケジュール

 

さて、表紙をつけよう