ありがたいことに忙しくさせていただいています。
今月は修復、額装、巻子本の仕立てとさまざまな
ことをしています。
今回は、仮張り板の作成、2層目についてです。
2層目は「胴張り」と呼ばれています。
1層目に使用した和紙より少し薄い和紙を貼ります。
伝統的には細川紙を使用することが多いです。
1層目の骨縛りよりも少し小さくカットし、
和紙全面に糊を塗り、1層目の上に貼っていきます。
胴張りも骨の歪みを抑える目的があります。
立てて貼ることが多いですが、大きさにも
よります。
ちなみに、
プロフィールに使っている写真は、
ワークショップで胴張りの貼り方を
説明しているところです。
The second layer is called Dobari.
Using thinner paper than 1st layer,
generally use Hosokawa paper.
And paste is applied over the entire
surface of paper in this layer.
Dobari is applied to prevent distorting
the frame and to tighten the frame.
次は3層目。
なるべく早くまとめたいと思ってます。