昨日、久しぶりに美術館に行きました。
東京都美術館で開催中の
「ドレスデン国立古典絵画館所蔵
フェルメールと17世紀オランダ絵画展」
と
東京国立博物館で開催中の
「ポンペイ展」
17世紀オランダ絵画展は、純粋に絵画を観たいというより
展覧会オリジナルグッズに興味がありました。
もちろん、修復に携わる者として修復後の
「窓辺で手紙を読む女」も気にはなっていましたよ。
平日ということもあり、大混雑ということはなかったのですが
少ないということもありませんでした。
修復作品についての感想は様々だと思いますが、
修復作業の大変さは想像できるだけに、プロジェクトの過程を
見るとお疲れさまでしたという気持ちになりました。
お目当てのグッズは、というと
一つは購入できましたが、もう一つは完売ということで
購入できませんでした。
かわいいので仕方ありません。
手紙を読むミッフィー
最近、こういう作品とコラボしたものが増えた気がします。
かわいい。
午後はポンペイ展へ。
こちらは当日券を購入しました。
会場が広いこともあり、混んでるなあという感じは
しなかったのですが、こちらもけっして少ない人数では
ありませんでした。
ポンペイは私にとって思い出の、というか懐かしいというか
そんなところです。
というのも、大学の卒業論文でポンペイをテーマにローマ植民市に
ついてたくさん本を読み、イタリア留学時にはポンペイに行き
若いころを思い出すところでもあるからです。
アンフォラ(壺)やアクセサリーなどが来ています。
今まさに気になっていたフレスコ画も来ていて、だいぶ興奮して
いました。
今回、写真撮影も可能ということで、何点か写真も撮りました。
そのうちの一つ。
Attenti al cane 犬に注意(展覧会では「猛犬注意」)
の床モザイク。
おうちの玄関に敷かれていたもの。
有名なモザイクですね。
そういえば、炭化したパンがありました。
写真撮り忘れた…。
ポンペイ展にきて勉強してきたことを思い出し、
いまだに続く発掘調査の結果を知りたいと心を
弾ませています。
本の読みなおしをして、今興味があることを
調べてみたくなりました。
久しぶりの展覧会。
いろいろ刺激を受けました。
気になる展覧会は予約が面倒だとあきらめずに
行かなきゃダメですね。
いい気分転換でした。
そういえば、東博の入り口にこんなマンホールのふたが
ありました。
ポケモンに詳しくないので、これが何かよくわかりませんが
ポケモンとコラボしているようです。
よい一日でした。