先日三鷹市美術ギャラリーで開催中の
「HAIBARA ART &DESIGN 和紙が織りなす日本の美」
という展覧会に行ってきました。
【開催中の展覧会】HAIBARA Art & Design 和紙がおりなす日本の美 | 公益財団法人 三鷹市スポーツと文化財団 (mitaka-sportsandculture.or.jp)
日本橋にある榛原という和紙のお店の歴史と
販売していた和紙製品(団扇、便箋・封筒、熨斗袋、ポチ袋など)
が展示されていました。
デザインしたものが多く展示されていました。
しかも雁皮紙に描かれていたものが多かったことも感動でした。
雁皮紙はジンチョウゲ科の植物である雁皮を原料とする紙のことです。
雁皮は野生のものを採集して紙にしているため、原料がなかなか
手に入らず生産量は楮を原料とした楮紙より少ないと言われています。
雁皮紙は半透明で光沢あり、表面が平滑でつやがあります。
そのつやと光沢が本当にきれいな紙です。
触るとチャリチャリと音がするのも雁皮紙の薄さを感じます。
榛原で使用されていた雁皮紙は熱海製の雁皮紙であると説明されていました。
静岡出身なのに、熱海で雁皮紙を作っていたことを知らなかったため
これから熱海の雁皮紙について調べてみようと思います。
展覧会に行くのも久しぶりでしたが、良い時間を過ごせました。
25日までなので、お近くの方はぜひ。
今回の展覧会に行けなかった場合にはこちらをぜひ。
はいばらオンラインミュージアム | 暮らしを愛でる。たおやかに生きる。 (haibara.co.jp)